こんにちは、ときコ(@_osakanaap)です。
さて、突然ですが!皆さんはお料理できますか?
わたしは人並み以下…では、と自身では思っております。
学生時代の家庭科の成績、とても悪かったです…
丁寧さ?ジョシリョク?男飯が得意なんじゃ!
そんなときコに試練の時は突然やってきました…
今夜のご飯はハンバーグだから、仕事から戻ってくるまでに作っておいてね。By.my.mom
な、なんだと・・・・ただお家にいるだけのニート休職中で家にいるだけの日々なので、身体の調子がよければ作りたいのは山々だけど…ハンバーグなんてもう何年も作っていない!
作り方結構曖昧!どうしよう・・・
そんなわたしを助けてくれるレシピ本「カレンの台所」。
滝沢カレンさんがインスタグラムで載せている、異例の超感覚お料理のレシピ本を出版されたことをご存知でしょうか?
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その集大成が、「カレンの台所」です。
このレシピ本、すごいんです。
なにがって・・・・全てがフィーリングでできちゃう料理本なのです!
しかもカレンちゃんはとてもお料理上手なのが、インスタグラムを見ていても伝わってきます。
20代の頃に「どうして分量を計りながら料理しているんだろう」と疑問を持ったというカレンちゃん。
自分の感覚で作っておいしくなった時に、喜びを感じることができた・・・と言います。
今回はそんな料理できないズボラなわたしが、「カレンの台所」を読みながら、自分の感覚を信じて一生懸命ハンバーグ作ったので全力レビューします!!!
Contents
「カレンの台所」が料理できないわたしをフィーリングで助けてくれた
ハンバーグといえば、玉ねぎはみじん切りにして先に炒める…ということは記憶の片隅に残っていました。しかし、家庭科の実技テストでもコテンパンにされてきたときコ。自信ないけどやってみるか…
「カレンの台所」ハンバーグのキャストたち
- 当たり前に混ざり合う合い挽き肉
- 目つぶし覚悟の玉ねぎ
- 食品界のダイヤモンドな卵
- 湯に入れるとふやけるお麩
お麩はパン粉代わりかな?しかし、手元になかったので今回はカットしました・・・ごめんねお麩さん。
玉ねぎとの戦い
まず、みじん切りができない!!!!
タテヨコ切っていくうちに、何か手順を間違えていると思われる・・・
読んでくれている皆さんはみじんぎりくらい、マスターレベルかと思いますが…
できないよって人は、わたしのみじん切りをみて励まされてくださいね。どうぞ!!!

玉ねぎは、子どもの頃に糸を通して遊んだビーズくらいにしなければいけないのに、限界でした。ビーズどころか、これは完全にレゴブロック。目が痛くなっても気合でなんとかと記載がありましたが、全く気合が足りていなかったようです…なんかまだ目が痛い気がする。
この痛みをバネに、玉ねぎは厳しく追求するように炒めました。
無邪気に「こんちくしょう」と混ぜてください。
ボウルに仲良し合いひき肉(私は豚7:牛2)、炒めた玉ねぎ、卵1個、塩胡椒むせるくらい、マヨネーズをハンドクリーム1回分くらい入れたら、魔法のお麩を入れてきます。
出典:「カレンの台所」19ページ
お麩がないので、魔法がかからないかもしれない・・・・

ミンチと卵と玉ねぎとマヨネーズを無邪気にこんちくしょうと、ひたすら具材をもみもみしていく痛快愉快、楽しいパートです!塩胡椒むせるくらいって書いてありましたが、今回わたしはハンバーグ専用のシーズニングを使用するので、代わりにブラックペッパーを増し増しに入れてみました。
ときコは手の皮が薄いのか、玉ねぎの熱さとミンチの冷たさに手が耐えられなくてもみもみをやめたくなってしまう…けどぐっと堪えてやってやりましたよ!!
遊んだ後はお片づけ。を唱えながら食べたい形にしていきました・・・が、あまりに柔らかすぎて形にならなかったので、2時間ほど冷蔵庫で寝かしました。
おいしくなーれ★
全員が窮屈じゃなく話せているなと思ったら
先ほど丸めたハンバーグを、オリーブオイルを引いた強火のフライパンで焼いていくのですが・・・・

密です!!!!!
ソーシャルディスタンスできてないぞ!!!!
窮屈じゃなく話せているぐらいにとのことでしたが、密ですゲームで、即座に引き離されますね…
もっと大きなフライパンを用意しなければ…
具材を混ぜたあと寝かせてみたけど、フライパンの上に乗せたら、整えていた形もおもいっきり崩れました。これが、恐縮したように縮まったハンバーグの真の姿のようです。
ハンバーグも自粛ムードに限界を感じているのか、ジュージューと衣替えしていきます。
1分〜1分30秒ほどで、何勝手に洋服羽織ってんの!?と思ったら、その驚きを味方にひっくり返してください。
出典:「カレンの台所」

いい感じに焼けていました。
そこで、急にお酒をなんの合図もせずにふりまき、ハンバーグを半身浴させる程度いれると書いてあったので、そこにあった料理酒をドーンしました!
ここで蓋をすること、7〜10分。火は弱火ぐらいで・・・・
ちなみに、今更ですが・・・「カレンの台所」には分量は全く書かれていません!
「カレンの台所」に書かれているのは、具材とニュアンスのみ・・・あとは己のカンを信じろ。
「柔らかく優しいハンバーグでお願いしたいです。」
きれいなハンバーグは近づいてみると、美味しそうに見える!!
あまり焼きすぎると頑なでわがままなハンバーグになっちゃうらしいので、気をつけよう。
酒蒸しした後は蓋を開けて、少し強火で水分を飛ばすようです。わたしの腕前にしては、なかなか本格的じゃないか・・・??

おおお!!!!!ついに、数年ぶりのハンバーグが完成しました!
形はあれだけど、本格的なハンバーグを不器用なわたしでも作ることができました!!
ハンバーグは幸せの象徴
グレービーソースもつくって、盛り付けておわりです。お疲れ様でした。
親に食べてもらいましたが、「ハンバーグふわふわで上手にできてたよ!」と言われました!
やったぜ三ツ星いただきましたー!★★★
カレンちゃん曰く、ハンバーグは大好きな食べ物のチーズの次に好きな食べ物らしいです。わかる。わたしもシチューの次くらいにハンバーグ好き。
そして、この名言(?)で締めくくりです。
ハンバーグはこう思うとふんだりけったりな調理はされていますが、口に入れば私たちを幸せの絶頂に運んでくれて、まさかあんな目にあってたとはと思わせてくれます。
出典:「カレンの台所」
「カレンの台所」は料理きっちりするの苦手なんや!!って方は、あえて挑戦してみる価値ありです。
それくらいフィーリング100点満点なレシピ本でした!
分量はすべてきっちり計らなきゃ気が済まない、という方には不向きです。
わたしみたいに、同じおいしさのコーヒーは二度と入れられないけど、それでもおいしいコーヒーになったからまぁいいかで許せちゃうような人にはぴったりかもしれません。
現場からは以上です、さよなら。