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自己分析をした結果、私はHSPだったようです。

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私は28年ほど生きてきて、自分がどんな人格を持っているのか未だにわかりません。

それどころか、幼い頃から自分の内面ほど他者に理解されないものはこの世にはないんだろうな・・とある種の虚無感を抱きながら今日まで自問自答しながら生きてきました。

ヘビーな話では全くないのですが、この類の話を他者へすると、大概興味なさそうにされてしまうのですが・・・

実はそんな相手の心に気づいていながら、それでも自分の内面のことを考えて過ごし、問いかけることをやめられないでいます。

 

 

自分がHSPなのでは、と思った瞬間

 

ある日にいつものようにネットで自分の性格について検索をした時のこと。

自分とはどういう人間なのだろう、どういう性質を持っている存在なのかが知りたくて知りたくて、その答えを探すように自己分析をしていた時、とある単語に私は出会いました。

HSP (Highly Sensitive Person)

ハイリーセンシティブパーソン

とても敏感な人、と訳されることが多いですね。

繊細かつ神経質で敏感な気質を持っている人たちのことを呼ぶようです。

 

ハイリー・センシティブ・パーソンHighly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは生得的感受性)を持つ人のこと。テッド・ゼフの著書「The Highly Sensitive Person’s Companion」による定義では「産まれたときから幼少期に渡り説明のつかない体験を繰り返し、HSPではなく生まれた人より五感が鋭く、精密な中枢神経系を持ち、良い刺激にも、悪い刺激にも強く反応する感受性の強い人達」とされる。

引用:ウィキペディア

 

と〜〜〜〜っても簡単に言えば、ガラスのハートの持ち主って感じですかね・・(異論は認めまくります!)

HSPという言葉に関しては、大学生の頃に出会いました。

また、社内のカウンセリングにて「あなたの感じる生きにくさはHSPという気質を持った人だから」と言われました。

 

  • 感覚に強い刺激を受けると容易に圧倒されてしまう
  • 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
  • 他人の気分に左右される
  • 痛みにとても敏感である
  • 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
  • カフェインに敏感に反応する
  • 明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などにに圧倒されやすい
  • 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
  • 騒音に悩まされやすい
  • 美術や音楽に深く心動かされる
  • 時々神経が擦り切れたように感じ、一人になりたくなる。
  • とても良心的である
  • すぐにびっくりする(仰天する)
  • 短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
  • 人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
  • 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
  • ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつけている。
  • 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
  • あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
  • 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
  • 生活に変化があると混乱する
  • デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
  • 同時に自分の中でたくさんのことが進行すると気分が悪くなる。
  • 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
  • 大きな音や雑然とした状況など強い刺激に悩まされる。
  • 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
  • 子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

出典:『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』エレイン・N・アーロン著 冨田香里訳 ソフトバンククリエイティブ

マーカーを引いた箇所は自身が当てはまると感じた項目です。

多い・・・

 

関連書籍で、最近読書したのはこちらの本です。

 

 

他の関連書籍とは違って、こちらの本はHSPの良さをそのまま、活かしていく方法について記されています。

繊細な気質でも、直さなくてもいいんだ・・と自分を認めてあげられるようになる良書だと思いました。

疑心暗鬼になっていた私は読めば読むほど、これって自分のことじゃない?!と涙が出てきました…

今までわかってもらえなかったことがこの本には全て綴られていました。

https://kimishiromi.com/?p=163

 

内面と外面で異なる自分のギャップに苦しむ。

昔から、今なにか嫌な顔されたような気がした、など、何か感じたことを言えば、「気にしすぎ!」「そんなことないと思うよ」と否定の嵐・・・

ただ、それが気のせいではなかったこともたくさんありました。

そのため、私は昔から他人から自分のことを理解された心地がしないまま、今まで生きてきました。

 

話しかけて誰かと仲良くなりたい

みんなの輪に入りたい

 

お友達を作りたいとそう思ってはいても、

 

断られたらどうしようか、迷惑じゃないか、

そう思うとなかなか勇気が出ない

 

そんな人見知りで、内向的な幼少期を過ごしました。

(ちなみに今でも少しそういった傾向があります)

 

ただ、そんな風に自身では感じていたにもかかわらず、親からは、

 

あなたは人見知りはなかったし、寂しそうな素振りもなかった。

むしろ一人でも平気そうだった。

 

と言われてしまうのです。

こんなにも、人一倍寂しがりなのに、

勇気を出さなきゃ恥ずかしくて人とまともに会話もできないのに…

 

どうも人見知りには全く見えないようでした。

 

私が周りから人見知りだと思われない理由

私が周りから人見知りと思われない理由で、心当たりがあることがあります。

 

内面はシャイで人見知りだけど、親に自分が人と仲良くなれないことでがっかりした顔をさせたくなかった。悲しませたくなかったから。

これに尽きると思います。

 

私は昔から親の期待に応えることで存在意義を感じてきました。

お家に帰って、今日あったことを話すたびに変わる親の表情や発した言葉の声色を瞬時に感じ取り、場に合った返事をしなきゃ、と家でも気を使う毎日でした。

 

小学生・中学生時代の先生から見た私

先生からは、こんな空気のよく読める私に「誰とでも仲良くできる子」というレッテルを貼りました。

クラス替えでは必ずと言って良いほど新しくできた仲のいいお友達とは別のクラスにされる、いわば数合わせの便利要員にされちゃいました…(あとで聞いた話ですが)

 

まっっっっったく!!!!

そんなことないんです!!!T_T

 

そういうこともあってか、本当は友達一人作るのも一苦労なのに、クラス替えに関しては毎度本当に辛かったです。学校へ行くのも楽しくありませんでした。

はじめからできている輪の中に入って行くのもものすごく苦手で、いつも疎外感を持って過ごしていましたね。

 

私の中においての、”気の置ける友人”とは

本当に気のおける友人というのは、こんなに神経質な私にとって、最も居心地のいい場所であることと同じなんです。

また、傷つくのがとても怖いから、仲良くなれそうな人を一生懸命探さないといけませんでした。

ちょっとでも自分の心を傷つけるようなことをしてくる人がいれば、不器用に、怒りをぶつけていたので、表面上でどれだけ仲良くできていたように見えていても、実際のところ、友人と呼べる人は今までほとんどできていません。笑

一人でいた方が気がとても楽です。ただ、寂しくなる・・・

 

 

そうです、大変面倒な性分です笑

私が素でいても、それでも仲良くし続けてくれる本当の友人たちに感謝。

 

自分がHSPであると気がついてから

不器用な私ですが、HSPという性質を知ることにより、人付き合いで変われたことがあります。

それは嫌われる勇気を持てるようになれたことです。

今までは誰からも嫌われないように、出会う人たちみんなと仲良くできなきゃダメと自分で自分を追い詰めてしまっていました。

ただ、嫌われてもいい心を持ち、自分が付き合いたい人とだけ仲良くしていくだけでも、自分には十分すぎるほど、幸せを感じることができる感性を持っていることに気がついたからです。

気の合わない人とは合わないでいいじゃないか、と自分を許すことでとても楽になれました。

自分が我慢してまで合わせて、疲弊したって、結局のところ何もいいこと返ってきませんからね笑

 

まとめ

みんなに自分のことをわかってもらえなくても、自分であり続けることで、自分にあった人間関係を築くことができるようになりました。

私と同じように、しょっちゅう気にしない・考えすぎだと言われてもやもやしてしまうのは自分だけかも・・と孤独を感じている皆さんにとって、少しでも安心の材料になると幸いです。

 

決してあなたはおかしくない!

 

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